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長野県(そば・リンゴ県)の県名とその他の地名の由来

長野県

善光寺の門前町としてその名が全国に広まる。
その文字通り長野県という県名は「長い野」の意味で、長野盆地が扇状地で形成され、いくつかの河岸段丘がある長い傾斜地であることから「長野」と呼ばれました。「長」という文字には、長いだけではなく「広い」という意味もあり、「野」は原野のことを指しているとも言われています。

 

中世以来、「遠くとも一度は参れ善光寺」という伝承とともに、長野市は門前町として栄えてきました。「長野」の地名は、もともと善光寺の門前町の名前だったものが広まり、それが自然と県名になったといわれています。

 

鬼無里

地名の由来に残るのは「鬼」と呼ばれた女性の物語。
なんとも雅みやびでどこか哀しげな名を持つこの土地は、長野市からバスで西に50分ほどの場所にあります。地名の由来は、平安時代のある女性の物語の中にあります。

 

〈源経基の寵姫に「紅葉」という美女がいた。彼女は超常の力をもっており、それを用いて正室を呪ったという疑いをかけられ「水無里村」に流された。紅葉は経基の他界後、後を継いだ源満仲により家名を乱すとされ、子ともども殺されてしまう〉

 

妖術を使う謀反者「鬼」がいなくなったことにより「水無里」が「鬼無里(きなさ)」と呼ばれるようになった切ない物語が背景にあるのです。

 

女体入口

女が健気に待つ姿ゆえか生臭坊主の放漫な姿ゆえか?
実はこれは地名ではなくバス停の名前であり、長野県駒ヶ根市は中央道駒ヶ根インターのすぐ前に実在しています。ではどうしてこのよな露骨な地名になったのかには諸説あります。

 

現在で最も有力な説といわれるのは、、付近にある「光前寺」が女人禁制だったので、寺に入ることを許さなかった女性たちが待屋で待つ姿が多く見られたので地名が「女待」と名づけられ、それが長い時間で変化して「女体」となったということらしいです。

 

この説では実際の「女体」は関係ありませんが、前出の光前寺のお坊さんがこの場所で女遊びをしていたから、というストレートな説もささやかれています。

 

読書

旧村名の頭文字から一字ずつ教育県にふさわしい地名。
長野県南木曽町には、「読書小学校」という地名があります。読み方は「よみかき」。真面目に読み書きをしなくてはならないと思わせる学校ですね。

 

「読書」の名は、明治3年に合併した予川(よがわ)、三留野(みどの)、柿其(かき)ぞれの先頭文字をとって組み合わせた結果です。

 

もちろん、単に文字を組み合わせただけではありません。「これからの世の中は学問が必要。読書こそ文化を開く道だ」という明確な目標を掲げ、学問を尊重しようとする気風が脈々と受け継がれているのです。さすが日本一の教育県だけのことはありますね。